モンラッシェ、このワインは私がブルゴーニュを好きである限り常に憧れのワインであることに変わりはない。
過去にはルフレーヴのバタール、ジャドーのシュヴァリエ、ルイ・ラトゥールのモンラッシェなどいくらかモンラッシェ系のワインで感動したこともあるが、それでもル・モンラッシェとなると経験は少ない。
今回はル・モンラッシェ1993が1万円台で買えた。
ま、怪しみながらだけどね。
マルク−ルージョ・デュパン、このドメーヌは知らないので調べたが日本には輸入実績が殆どない。
色々教えていただき、資料を集めるにムルソーのドメーヌのよう。
21人のモンラッシェの所有者には含まれていないのでおそらく樽買いだろう。
さて、93年。93にしては随分と酸化熟成が進んでいた。
すでに酸化といえる域。
でも芳醇でふくよかだった過去が思い出される味。残り香がある。
とてもとはいえないがなかなかに満足した。
それに飲む場所に選んだ「uncafe」、相変わらずリーズナブルなのに美味しい。モンラッシェを除き、ワイン1本を加えても4人で20000円。
持ち込むにはもってこいの店。
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