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続いてムートン。

 

「ラフィットのごみはムートンに捨てろ」といわれるほどの因縁とその近さが有名なこの二つだが、行ってみると意外に遠いのよね。

 

まあ、それぞれが100haくらいあるのだから当然か。

隣といえば隣にムートンは存在する。(車で5分くらい)

 

ムートンの名前の由来はムートン=羊の意味以外に「丘」という意味がある。

 

平地のボルドーにあって確かにこの辺りは小高い丘になっているかも。

 

ムートンは80haの畑を所有。

栽培比率は

カベルネ・ソーヴィニヨン80%、カベルネ・フラン10%、残りはメルロー、プティ・ヴェルド。

 

ここで驚いたのは収穫。

なんと600人を雇ってMAX8日間で一気に行ってしまう。

 

醗酵は220hlの木製タンク27基のみで行われ、72時間の低温浸漬のあと3,4週間のマセラシオンが行われる。

 

18ヶ月の熟成期間を経て製品化される。

 

樽はトロンセ産を使うが、8−10社のメーカーのものを使うそうだ。

 

プライベートセラーには1859年からのムートンが存在するらしい。

 

ラフィットより派手な広告が目立つように感じるムートンだが、造りはあくまでも質素で伝統的な印象があった。

 

むしろラフィットの方が近代的な要素を感じる部分があった。

 

さて、テースティングに移るのだが、今回、フィリピーナさんがどうしても来れない(来るわけないでしょ!)ということで特別に・・・、

なんと!!ムートンの2000年をテースティングさせてくれるということになった!!

 

テースティング

Ch.Mouton Rothschild 2005

ムートンの特徴であるロースト香のイメージはこのヴィンテージには少なく、(もちろんまだ熟成途中というのもあるが)やはりバランス良く、まだ醗酵臭が残るながらにボリュームのあるワインで、それでいて柔らかさがある。

余韻も長い。

 

新樽は92%。

 

Ch.Mouton Rothschild 2000

こちらはムートンのスタイルを感じる。ロースト香がやや強めでモカ、コーヒー、カカオなどの香りにさすが2000年、まだ飲めるというレベルに達していないほどの濃厚な果実味。力強いが、それだけでなく、きちんと他の要素それぞれが傑出している。タンニンは相当に強い。

 

このヴィンテージにしても新樽はなんと85%なのだ。

 

ちなみに・・・。

 

ムートンでは醸造責任者がPhilipe Dhallvin氏に代わった2003年以降、(前はパトリック・レオン氏?)果実味を主体にしたワイン造りに変えてきたそうだ。

なので2005年のスタイルが変わったのはそれが理由かも知れない。

 

2000年のムートンはなんと生産量は例年の46%!!

ポイヤックの平均が85%であったことを考えてもかなりの少なさ。

意図的にムートンはこのヴィンテージに力を入れていたことがわかる。

それほどに大切なワインなのだ。

 

2002、2003年のプティ・ムートンは生産されていて、日本には出荷されていないが存在するそうだ・・。

クョスコニョ    [1] 
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