9時にアポイントを取っていたのだが、メドックって広い!!
8時に吉田さん家を出て、ちょっと渋滞に巻き込まれたものの、ぜんぜん着かない!
ボルドー市街から40キロ近くあるのね、30分ほども遅刻してしまった・・・。
次のアポが10時なので、事情を説明するとかなり早足で説明してくれた。
さて、畑情報。104haの畑。
73%カベルネ・ソーヴィニヨン、25%メルロー、2&カベルネ・フラン
これが栽培比率。
収穫は300人を雇い、一気に行う。選果は50人で畑の中で行ってしまうそう。
ラフィットでは木製タンクが29基、
ステンレスタンク25基を使用。
熟成はラフィットには新樽100%。
5大シャトーは基本的に全て新樽100%だと思っていたが、実際、4大シャトーをまわって100%だったのはこのラフィットのみ。
それだけ果実味が濃厚ということか・・。
カリュアドには新樽は20%のみ使用される。ステンレスが20%で残りの60%は1−2年樽が使われるのだ。
←ラフィットといえばこの芸術的な熟成庫が有名だが、ここはスペインの建築家によってデザインされた。
そして音響の良さを利用してクラシックのコンサートなどがここで行われるそうだ。
テースティング
さて、ラフィットの2005年のテースティング。
2005年はカベルネ・ソーヴィニヨン88.8%、メルロー10.7%、残りはプティ・ヴェルドが使われている。
さすが5大シャトーの首位と謳われるシャトーだけあって、とても濃厚な果実味。
海苔のような深みのある香りにカベルネ・ソーヴィニヨンに由来するカシス系の香り。すでにバランスの良さが引き立っており、全体の要素のレベルが高い。
案内によると、
2003年はグラマラス、2000年はクラシカル、2005年はどちらの要素ももった完璧な状態とのこと。
かなりの値段になりそう・・・。
|