昼食を済ませた後、ボルドーで最も長命なワインと言われるラトゥールを訪問。
ポイヤック・ド・ラトゥールのエチケットに使われている塔↑→
フレデリック・アンジェラ氏(社長)が日本に来たときに川口君に「来るときはいるようにするから」と言ってたそうなので他のシャトーより時間を取って訪問したのに!!・・・いなかった。残念。
この時点で気温は35℃くらい。
暑くて死にそうだったのでカーヴに入って一息・・・。
たまたまボトリングをしているところに遭遇。
レ・フォール・ド・ラトゥールなどの紙包みはこのように↓↓一人一人手作業で行われているのだ。
男性は細かい仕事ができないので女性しかこの作業場にはいないそうだ。
ラトゥールでは全てステンレスタンクで66基ある。
パーセル毎にタンクに入れているとのこと。
最後は1000樽分(MAX28万本分)の大きなタンクがあり、ここでアッサンブラージュされる。これでワインの品質の均一化がはかられている。
テースティング
Pauillac de Latour 2005
まだ醗酵臭がだいぶ残っているがバランスの取れたワインでサードとは思えない。
CS 73% M 27%
Les Ford de Latour 2005
こちらもバランスがとれたワイン。まろやかささえあり、少しMLF後の香りと思われるバターっぽい香りは残るがすでに完成されている。
Ch.Latour 2005
鉛筆の芯の香りが強く出ていて硬いイメージ。もちろん醗酵臭が残っているが、まだ浮き上がってこない。
CS 87% M12% PV CF 1%
Ch.Latour 1999
こちらも鉛筆の芯の香りが強く出ている。かなり濃いワインで非常にタニック。熟成香がややあり、やわらかさが出ている。
CS 70% M25% CF4% PV1%
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