以前から私はこう言っていたのだが、先日のわが社の試飲会で再確認。
ワインって色々香りを例えたりしないといけないじゃない?
なのでよくいろんな表現を使うのだけど・・私の場合、なんか変なのです。(お菓子のコロンとかごま油とか絵の具の青色とか・・・)プロとしては失格です。
さて、そんなこんなで以前から思っていたわが社のワインとあるものの味。
その名は
ルイス・ビリャヌエバ センシベル オーク樽熟成 2002
↑ここをクリックすると詳細情報でます。
このワインねえ、不思議なのよ。
このワイナリーの造りは最近スペインでも流行の「マセラシオン・カルボニック」。
あのボージョレ・ヌーヴォーなんかで使われる手法ね。いわゆる、炭酸ガスでタンク内を充満させて色素と果実のフレッシュさを取り出すという方法なんだけど、最近の自然派ワインは多くこの手法を取り入れているところが多い。
理由は果実味が優しくなってごくごく飲めるワインになるからなのである。
特に最近のスペインには多い。アガピト・リコとかは結構前からやってたのかな。
で、このワイン、もう5年も経ってるわけで、良く言えば熟成香が出てるのだけど、悪く言えば酸化臭がするわけです。
なので、評判は賛否分かれるところなのです・・。
でもね、旨いのよ、美味いじゃなくて「旨い」。
その理由は・・・
不二家ネクターのピーチにそっくりなのだ、味が。
私と近い世代の方には懐かしいお味でしょ?
桃は桃でもちょいとクセのある桃ジュース。
ほんとにこんなイメージです⇒
色々あってこの商品、休売だけど懐かしい方はこのワイン飲んでちょうだい。ま、杜撰さが指摘されている不二家さんについてはここで語ることでもないので置いておきます。
|